フインランド・ヘルシンキ
ヘルシンキの町を南北に縦断する全長5.5kmのマイネルヘイミン大通りに面した重厚な建物が国立博物館である。1902年に建設されている。フインランド史の様々な資料が展示されており、石器時代から現代に至るまで、フインランド史を大まかに把握するのには都合のよい博物館である。
フインランド文化を語るには、民族抒情詩「カレワラ」が欠かせない。宇宙創造から詩人の誕生と数々の冒険など22,795行の大長編である。もともと農民が民謡として歌っていたものを、エリアス・リョンロートが採取した沢山の断片を編集したものである。博物館のドームの天井には、「カレワラ」を題材にしたフレスコ画が描かれている。
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